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介護の現場でキャリアアップを目指してみよう

女性

資格取得のメリットを紹介

介護業界でキャリアップするために資格取得を考える人は多く、まず2012年からスタートした実務者研修を目指す人もいます。何故、実務者研修を受講するかというと、介護現場での活躍の場が広がるというメリットがあるからです。例えば、たん吸引や経管栄養などの行為。これらは非常に需要のある行為ですが、かつては医療従事者しかできませんでした。しかし、国が法律を改正したことで、研修を受けた人でも行えるようになったのです。できる仕事が増えれば役に立っていることが実感でき、仕事に対するプライドややりがいを持つことができると考えられます。ただし、実務者研修の修了が最終目的ではありません。介護福祉士国家試験を受けるためには、実務者研修を修了している必要があります。次のステップアップのための準備として、研修を受ける人も少なくないはずです。

介護福祉士

資格取得にかかる期間

介護現場で働いている人の中には、実務者研修取得を目指している人も少なくありません。そこで気になるのが、資格取得までどれ位の時間が必要かということではないでしょうか。実務者研修の場合、標準的な研修時間が450時間と定められています。期間としては6ヶ月で、定められたカリキュラムをこなしていかなければなりません。ただし、これは介護に関する資格を何も取得していない場合です。既に取得している資格があれば、受講内容に重複する部分があるため、一部の科目が免除されます。例えば、介護職員初任者研修があれば、最短で2ヶ月程度で資格取得となります。介護職未経験でしかも資格がない人が、いきなり実務者研修を目指すのはいささかハードかもしれません。そのため、まずは介護職員初任者研修から始めてみるのも1つの方法といえます。